
ルテインと脳のはたらき、知っていますか
「あれ、さっきまで覚えていたのに」。
会議中にメモしたはずの言葉がすぐ出てこない。本を読んでいても、数行で頭に入らなくなってきた。「年のせいかな」と思いつつ、正直どこから対策すればいいか分からない——そんな方は少なくないのではないでしょうか。
ルテインといえば「目のサプリ」という印象が強いですよね。ところが近年、ルテインと脳のはたらきについての研究報告が増えています。記憶力や集中力の衰えが気になる方を対象にした研究も出てきており、目だけでなく「脳にある成分」として注目されはじめています。
この記事では、ルテインがなぜ脳との関係で語られるようになったのか、研究で分かっていることと分かっていないこと、そして実際の飲み方まで、できるだけ分かりやすく整理しました。
ルテインは「目の成分」だけじゃなかった
ルテインはカロテノイドと呼ばれる色素の一種で、マリーゴールドや濃い緑の葉野菜(ほうれん草、ケールなど)に多く含まれています。体の中で作ることができないため、食事やサプリで外から補う必要があります。
目の網膜、とくに視力の中心となる「黄斑部」に集まっていることから、目のサプリとしての研究が先行しました。しかし研究が進むにつれて、ルテインは脳にも存在することが確認されています。
脳のどこにあるのか、というと——脳全体に広く分布しているわけではなく、記憶や学習に関わるとされる「海馬」周辺など、特定の領域に比較的多く含まれていると報告されています。

え、目だけじゃなく脳にもあるんですか? それってどういう意味があるんでしょう?

そうなんです。脳にもルテインが存在するということは、何らかの役割を担っている可能性があると考えられているんですね。ただ「どんな役割か」はまだ研究途中で、断言はできない段階です。

「目のサプリ」という印象が強いですが、脳との関係という切り口が出てきたのは比較的最近のことなんですよね。

なぜルテインが脳のはたらきと関係すると言われているのか
脳にルテインが存在するとして、なぜそれが記憶力や集中力と結びつくのでしょうか。
いくつかの仮説が研究者の間で検討されていますが、大きく2つの方向から考えられています。
1. 脳の神経細胞を守る役割
ルテインは抗酸化物質です。「酸化」というのは、細胞がサビていくようなイメージ。脳の神経細胞も年齢とともに酸化ストレスにさらされます。ルテインがその「サビ止め」のような役割を脳内で担っている可能性が指摘されています。
2. 神経の信号の伝わり方に関わる可能性
脳の神経細胞を包む「髄鞘(ずいしょう)」という膜は、電気信号をうまく伝えるために重要な構造です。この髄鞘の健康にルテインが関わっている可能性を示す研究もあります。神経の信号がスムーズに伝わるほど、情報処理もよりうまくいく——そうした連鎖が関係しているかもしれない、という話です。
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ルテインは脂溶性カロテノイドに分類されます。脳はもともと脂質を多く含む器官であり、脂溶性の成分が脳内に取り込まれやすい環境があります。脳内のルテイン濃度を調べた研究では、目の黄斑部と同様に、年齢が上がるにつれて濃度が変化する可能性が示されています。
また、ルテインと一緒によく取り上げられる「ゼアキサンチン」も同じくカロテノイドの一種で、脳内にも存在することが確認されています。これら2つは黄斑部でも共存していることが知られており、脳内でも同様の働きを持つ可能性があるとして研究されています。ただし、脳内での具体的な作用機序はまだ解明途中の段階です。
ただし、ここで大切なことをお伝えしておきます。
これらはあくまで「可能性」の話です。「ルテインを摂れば記憶力が上がる」と言い切れる段階ではありません。後ほど研究の話で詳しく触れますが、研究結果は「傾向がある」「関係がありそう」というレベルのものが多く、個人差も大きいです。
研究で分かっていること、まだ分からないこと
研究のことを正直にお伝えすると——ルテインと脳のはたらきの関係は、「まったく根拠がない話」ではありません。ただ、「確実にこうなる」と言える段階でもない。その両方が正確なところです。
血中のルテイン濃度と認知テストの関係
複数の研究で、血液中のルテイン濃度が高い人ほど、記憶や情報処理のテストでスコアが高い傾向が見られています。
たとえば、中高年の方を対象にした研究では、血中ルテイン濃度と「言語の流ちょうさ(すぐ言葉が出てくるか)」「実行機能(複数のことを頭の中で整理する力)」のテスト成績に関係がある傾向が見られました。こうした「血中濃度と認知テストの成績の関係」を調べた観察研究は複数報告されています。
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観察研究とは、生活習慣や血液データと健康状態の関係を「そのまま観察して調べる」タイプの研究です。多くの人のデータを集めて関係性を探るため、傾向をつかむには役立ちます。一方で、「ルテインが高いから成績が良かった」のか、「もともと健康な食生活をしている人はルテインも高く、テスト成績も良かった」のか、原因と結果を切り分けることが難しいという限界があります。そのため「関係がありそう」という段階にとどまります。
サプリで補った場合の研究
実際にルテインのサプリを摂ってもらい、脳のはたらきへの影響を調べた介入研究も一部あります。
その中で注目されたのが、ルテインとゼアキサンチンを一定期間補った若年〜中年の成人を対象にした研究です。補った後に脳の処理速度や記憶課題のパフォーマンスに違いが見られた、という報告があります。
ただし、こうした介入研究はまだ数が少なく、対象者の人数も限られているものが多いです。「誰でも同じ結果になる」とは言えない状況です。

研究はあるんですね。でも「確実ではない」というのは、どのくらい信頼できる話なんでしょう?

正直に言うと、関係はありそうだけれど人によって差がある、というのが現時点での正確な理解です。食事習慣・年齢・もともとのルテイン摂取量など、いろんな要素が絡み合うので、「誰でもこうなる」とは言い切れない段階なんです。

でも「根拠がない話」ではないのは確かです。目の健康との関係はより研究が積み重なっていますし、「脳にも存在する成分」という事実はある。それが出発点になっています。
「年齢とともに減る」という話
加齢とともに体内のルテイン濃度が変化する可能性も示されています。食事から摂れる量が変わらなくても、体の中での蓄積・利用のされ方が年齢で変わる可能性があるということです。
日本人の食事を振り返ると——ほうれん草、ブロッコリー、卵黄などにルテインが含まれていますが、毎日十分な量を食事だけで補うのは実際には難しいという声もよく聞きます。

「みんなの飲み方」— 実際どう使われているか
VitaSortでは、iHerbのレビューから実際の服用パターンを分析しています。ルテインサプリを選ぶ方の傾向を見ると、いくつかの特徴が見えてきます。
目的別で見ると:
- 目の疲れ・スマホやPC利用が多い方の「目のケア」目的が最多
- 次いで「目と脳の両方を気にかけて」という方
- 「年齢とともに頭のはたらきが気になってきた」という方も一定数
飲み方の傾向:
- 食事と一緒(特に夕食)が多数派
- 1日1粒が最も多い
- 継続して3ヶ月以上飲んでいる方が多い
ルテインは脂溶性の成分なので、油分のある食事と一緒に摂ることで体への吸収が良くなりやすいとされています。これが「食事と一緒」という飲み方が多い理由のひとつかもしれません。
脂溶性とはどういうことか(クリックで展開)
「脂溶性」とは、油に溶けやすい性質のことです。水に溶けやすい「水溶性」の成分は食事を問わず吸収されやすいですが、脂溶性の成分は食事中の脂質と一緒に小腸から吸収されます。ルテインはこの脂溶性のカロテノイドです。完全に油抜きの食事や空腹時に飲むより、少し油分のある食事(炒め物・魚料理・卵など)と一緒に摂る方が、体への取り込みが良くなりやすいとされています。
iHerbで選ばれているルテインサプリと、そのリアルな飲み方
以下は、iHerbで実際に購入されているルテインのサプリです。どんな飲み方をしている人が多いか、統計グラフもあわせて確認できます。「飲んでみようかな」と思ったときの参考にしてください。
California Gold Nutrition ルテイン + ゼアキサンチン(120粒)

California Gold Nutrition, Lutein with Zeaxanthin from Marigold Extract, 120 Veggie Softgels
- 形態
- ソフトジェル
- 参考価格2026/06/11時点
- ¥2,709
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 59 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセルを飲むのが一般的。朝に飲む人が複数見られる。
- 「朝に飲んでいます」
- 「1日1回、小さくて飲みやすいカプセル」
- 「毎日1カプセル服用」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠100%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 朝40%
- 寝る前20%
- 就寝1時間前20%
- 食後20%
- ソフトジェルで飲みやすい
- ベジタリアンソフトジェルで飲みやすい
- 粒が小さく飲みやすい
- 粒のサイズが良好
- 飲みやすい
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- その他77%
- 疲労26%
- 気分・ストレス6%
報告された体調の変化・副作用
- なし29%
California Gold Nutrition ルテイン + ゼアキサンチン(60粒)

California Gold Nutrition, Lutein with Zeaxanthin from Marigold Extract, 60 Veggie Softgels
- 形態
- ソフトジェル
- 参考価格2026/06/11時点
- ¥1,501
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 41 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1粒を朝または夕方に飲む方が多い。ソフトジェルは小さく飲みやすいとの声が目立つ。
- 「朝に飲んでいます」
- 「1日1粒で、小さな赤いカプセルです」
- 「毎晩就寝前に飲んでいます」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠100%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前40%
- 朝40%
- 食後20%
- 飲みやすい(ベジタリアンソフトジェル)
- 1日1用量、小さく赤い錠剤で他のサプリメントと区別しやすい
- カプセルが飲みやすい
- カプセルサイズが受け入れやすく、飲みやすい
- ソフトジェルが小さく飲みやすく、無味
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- その他67%
- 疲労28%
- 気分・ストレス11%
報告された体調の変化・副作用
- なし29%
Doctor's Best ルテイン Lutemax 2020(180粒)

Doctor's Best, Lutein, Lutemax 2020, 20 mg, 180 Softgels
- 形態
- ソフトジェル
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 32 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセルを毎日飲む方が多数派。朝にコーヒーと一緒に飲む人や、週3回のペースで飲む人もいる。
- 「毎朝コーヒーと一緒に飲んでいます」
- 「1日1回飲んでいます」
- 「週3回1錠ずつ飲んでボトルを長持ちさせています」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠90%
- 2錠10%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前50%
- 朝50%
- カプセルが小さく、飲み込みやすい
- カプセルが飲みやすい、無味
- カプセルサイズが小さく日常的に飲みやすい
- ソフトジェルが便利で飲みやすい
- ソフトジェルが小さく飲みやすい
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- その他95%
- 気分・ストレス5%
- 疲労5%
報告された体調の変化・副作用
- なし19%
- 過剰摂取で頻脈の可能性3%
Doctor's Best ルテイン Lutemax 2020(60粒)

Doctor's Best, Lutein, Lutemax 2020, 60 Softgels
- 形態
- ソフトジェル
- 参考価格2026/06/11時点
- ¥2,155
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 35 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセル(20mg)を毎日飲む方が多い。朝にコーヒーと一緒に、または朝晩1粒ずつ分けて飲む例もある。脂溶性のため週3回の摂取でも可。
- 「毎朝コーヒーと一緒に飲んでいる」
- 「1日1カプセル飲んでいる」
- 「週3回1粒飲むと長持ちする」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠93%
- 2錠7%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 朝67%
- 寝る前33%
- カプセルサイズが飲みやすく、ルーティンに自然に組み込まれる
- ソフトジェルが小さく飲みやすい、味がない
- ソフトジェルが飲みやすい
- 吸収が速い、味がない、飲みやすい
- 味がない、飲みやすい
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- その他72%
- 疲労28%
- 気分・ストレス4%
報告された体調の変化・副作用
- なし34%
- 過剰用量では頻脈の可能性3%

形態と選び方——どんな違いがあるか
iHerbで販売されているルテインサプリには、大きく分けて2つのタイプがあります。
| タイプ | 特徴 | こんな方に |
|---|---|---|
| ルテイン単体型(マリーゴールド抽出) | ルテインのみ配合。シンプルに試したい方向き | はじめて試す方・価格を抑えたい方 |
| ルテイン+ゼアキサンチン配合型 | 目や脳の研究で一緒に使われることが多い組み合わせ | 目と脳の両方を気にかけたい方 |
「マリーゴールド抽出(marigold extract)」と書かれているものは、天然由来のルテイン源として一般的です。花から抽出されており、多くの研究でもこの形態が使われています。
ゼアキサンチンは、ルテインと同じカロテノイドの仲間で、目の黄斑部や脳内でも共存していることが知られています。セットで配合されている商品が研究でよく使われていること、価格差がそれほど大きくないことから、最初から組み合わせタイプを選ぶ方が多い印象です(※各タイプの詳しい特徴の比較は上の表をご参照ください)。

ゼアキサンチンって初めて聞きました。ルテインと一緒に摂る意味があるんですか?

目の黄斑部に2つがセットで存在していることが以前から知られていて、それがそのまま脳の研究でも「セットで調べる」ことが多くなってきた流れがあります。別々に飲むより配合品のほうが手軽ですし、研究でも一緒に使われているケースが多いです。
摂取タイミングと量の目安
タイミング:
先ほどお伝えした通り、ルテインは脂溶性のため、食事と一緒(特に油分のある食事)が吸収の面から好ましいとされています。朝食・夕食のどちらでも構いませんが、油分が含まれる食事のタイミングに合わせるのがポイントです。
量の目安:
現時点で日本の機関が定めた「推奨摂取量」は設けられていません。ただし、研究で使われることが多い量として、1日あたり10〜20mgという範囲がよく見られます。iHerbで取り扱われている商品も、この範囲内が多いです。
ただし「多く摂ればそれだけ良い」というわけでもありません。日常的に長期間高用量を摂り続けることについては、まだ十分なデータが蓄積されていない部分もあります。まずは商品に記載の目安量から始めることをおすすめします。
| タイミング | 理由 |
|---|---|
| 食事中(油分あり)が◎ | 脂溶性成分のため、吸収されやすくなる |
| 空腹時は△ | 脂質がないと吸収が下がりやすい |
| 朝・夜どちらでもOK | 特定の時間帯への優位性はなし |
他の成分との組み合わせ
ルテインを単体で飲む以外に、他の成分と組み合わせる方も多いです。よく一緒に選ばれる成分と、その背景を整理しました。
ゼアキサンチン すでに触れた通り、ルテインと並んで目と脳の両方で研究されているカロテノイドです。多くのルテイン配合品にはすでに一緒に入っているため、意識的に追加するより「最初から配合品を選ぶ」ことが多いです。
オメガ3脂肪酸(DHA・EPA) DHAは脳の構成成分として知られており、記憶・集中力が気になる方に選ばれやすい成分です。ルテインと直接の相互作用を示す研究はまだ少ないですが、「目と脳を両方ケアしたい」という観点から一緒に摂る方がいます。
ビタミンE 同じく脂溶性の抗酸化成分であるビタミンEと組み合わせることがあります。脂溶性の成分同士は食事の脂質とともに吸収されるため、一緒に摂っても吸収が競合しにくいとされています。

組み合わせで気をつけたいこともあります。複数のサプリを同時に始めると、どれが自分に合っているか分かりにくくなるので、まずルテイン単体(またはルテイン+ゼアキサンチン配合品)から試してみるのが個人的にはおすすめです。

注意点と向いていない方
ルテインは多くの方にとって日常的に食事でも摂っている成分ですが、サプリとして摂る場合にいくつか知っておきたい点があります。
カロテノデルミア(皮膚の黄変)について
カロテノイドを長期間大量に摂り続けると、皮膚が黄みがかって見える「カロテノデルミア」が起きることがあります。健康への大きなリスクはないとされていますが、目安量を大きく超えた量を長期間続けることは避けるほうがよいでしょう。
妊娠中・授乳中の方
食品由来の量は問題ないとされていますが、サプリとして高用量を摂ることについての安全性データが限られています。医師や薬剤師に相談してから判断するほうが安心です。
薬を服用中の方
特定の薬との相互作用については、現時点で大きな問題は報告されていませんが、薬を定期的に飲んでいる方は念のため医師や薬剤師に確認することをおすすめします。
食事からのルテインとサプリのルテイン、何が違う?(クリックで展開)
食事から摂るルテインとサプリのルテインは、基本的に同じ成分です。違いは「量」と「安定性」です。ほうれん草100gに含まれるルテインは約6〜8mg程度とされています。一方、サプリは1粒あたり10〜20mgが多く、食事に比べて安定した量を補えます。食事で毎日十分な緑葉野菜を食べられている方は食事優先で問題ありません。「食事だけでは足りているか不安」という方の補助として使うのが自然な位置づけです。
こんな方は特に医師への相談を
- 認知症を疑うような症状がある方(急に記憶が飛ぶ、日常生活に支障が出るなど)
- 40代以降で記憶・集中の変化が急に大きくなった方
ルテインはあくまでも「日々の食生活を補うもの」です。気になる症状が日常生活に影響している場合は、サプリに頼る前に医師に相談することが大切です。
まとめ — ルテインと脳のはたらき、今の段階での正直な評価
ここまでの内容を整理します。
- ルテインは目だけでなく、脳内(とくに記憶・学習に関わる部位)にも存在することが確認されている
- 血中ルテイン濃度と記憶・情報処理のテスト成績に関係がある傾向を示す研究がある
- サプリで補った場合の研究もあるが、まだ数は少なく「誰でも同じ結果になる」とは言えない段階
- 脂溶性のため、食事と一緒(油分あり)のタイミングが吸収の面から好ましい
- ルテイン+ゼアキサンチン配合タイプが研究でよく使われており、最初の選択肢として自然
「年齢とともに記憶力・集中力の衰えが気になる」という悩みは、多くの方が感じることです。ルテインがそのすべてを解決してくれるわけではありませんが、「目と脳の両方を気にかけながら日々のケアを続ける」一つの選択肢として、知っておく価値はあると思います。
※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。
※ 本品は医薬品ではありません。病気の予防・治療を目的としたものではありません。
よくある質問
Q. ルテインは記憶力や集中力に関係しますか?
A. 脳内にも存在する成分として、記憶・認知機能との関係を調べた研究があります。血中ルテイン濃度が高い人ほどテスト成績が良い傾向を示す報告がある一方、まだ研究数が少なく「確実にこうなる」とは言えない段階です。関係はありそうだが個人差もある、というのが現時点での正直な評価です。
Q. ルテインはいつ飲むといいですか?
A. ルテインは脂溶性の成分のため、食事(特に少し油分がある食事)と一緒に摂ると吸収が良くなりやすいとされています。朝食でも夕食でも、油分のあるタイミングに合わせるのが基本です。
Q. ルテインとゼアキサンチンはセットで摂るほうがいいですか?
A. 研究でも目や脳の関係を調べる際に両方を使うケースが多く、配合タイプが自然な選択肢とされています。価格差が大きくなければ、最初から配合品を選ぶのが手軽です。
Q. ルテインのサプリはどのくらいの量を目安にすればいいですか?
A. 現在、日本では公式な推奨摂取量は定められていません。研究で使われることが多い量は1日10〜20mgの範囲です。商品に記載されている目安量を守ることが基本です。
Q. 年齢とともに記憶力の衰えが気になります。サプリだけで対応できますか?
A. サプリは食事を補う位置づけです。記憶力・集中力が気になる場合は、睡眠・運動・食生活の見直しが基本になります。症状が日常生活に影響するほどであれば、サプリより先に医師への相談をおすすめします。
参考にした主な研究について(クリックで展開)
本記事では、ルテインと認知機能の関係を調べた観察研究および介入研究の知見を参考にしています。代表的なものとして、成人の血中ルテイン・ゼアキサンチン濃度と認知テスト成績の関連を調べた研究(米国)、ルテイン+ゼアキサンチンの補給と脳の処理速度・記憶課題パフォーマンスの変化を調べた介入研究などがあります。詳細はPubMedで「lutein cognition」「lutein zeaxanthin cognitive function」等のキーワードで検索できます。