
朝のだるさとマグネシウムの関係
アラームを3回止めて、やっと起き上がる。 シャワーを浴びても頭が重い。コーヒーを飲んでも、午前中はずっとエンジンがかからない。
「睡眠時間は確保してるのに、なんで朝こんなにしんどいんだろう」
そう思ったことはありませんか?
実は、この「寝たはずなのにだるい」という感覚、ミネラルのひとつであるマグネシウムが関わっている可能性があると、近年の研究で少しずつ分かってきています。
この記事では、マグネシウムと朝のだるさの関係を研究データから丁寧に整理しつつ、実際にiHerbでマグネシウムを購入したユーザーたちがどんな飲み方をしているのかも紹介します。「試してみようかな」と思ったときに判断しやすいよう、形態の違いやタイミングについても分かりやすくまとめました。
朝のだるさとマグネシウム、どんな関係があるの?

「マグネシウムって、筋肉のつりとかに関係するやつですよね?朝のだるさとは別の話じゃないですか?」

それ、最初にそう思う方が多いんです。でも実は、睡眠の深さや神経の落ち着き具合にも関わっているミネラルで、だるさとの接点がけっこうあるんですよ。
マグネシウムは体の中でとても多くの場面で働くミネラルです。筋肉や神経のはたらきを整えたり、体のエネルギーづくりに関わったりと、「縁の下の力持ち」的な存在。
そして、睡眠の質とのつながりも研究で注目されてきています。
ざっくり言うと、こういう仕組みです:
- 神経が高ぶりすぎるのをしずめる働きに関わっている
- 「眠りを深くする」のに一役買うと言われるメラトニンやGABAというホルモン・神経伝達物質のはたらきに関連している可能性がある
- 筋肉をゆるめる役割もあるため、体がリラックスしやすい状態を作ることに関与している
逆に言えば、マグネシウムが足りていないと、眠りが浅くなったり、夜中に目が覚めやすくなったり、体が十分に回復しないまま朝を迎える、という流れが起きやすくなる可能性がある、ということです。
「朝のだるさ」の原因はひとつではありませんが、マグネシウムが関わっているルートはそういう仕組みです。
もっと詳しく知りたい方へ(マグネシウムと神経・睡眠の仕組み)
マグネシウムは、脳や神経の「興奮を抑えるブレーキ」として働くGABA(ガンマアミノ酪酸)という物質の受容体に関係しているとされています。GABAがうまくはたらくと、神経の過剰な活動が落ち着き、眠りに入りやすくなると考えられています。
また、睡眠と覚醒のリズムを調整するメラトニンの分泌にも、マグネシウムが間接的に関わっているという研究報告があります。さらに、体内時計(概日リズム)の調整に関わる遺伝子の発現にマグネシウムが必要であるという実験結果も示されています。
これらの仕組みは「マグネシウムが足りないと睡眠の質が下がりやすい」という仮説の生物学的な背景として研究者から注目されています。ただし、これらは動物実験や細胞レベルの研究が多く、「人に確実に当てはまる」と断言できる段階ではありません。
日本人の多くが「足りていない」という話

「でも、普通に食事してたら足りてるんじゃないの?」
これがそうでもないんです。
厚生労働省の調査によると、日本人の多くは推奨されている量のマグネシウムを食事から摂れていないとされています。成人男性の推奨量はおよそ1日340〜370mg(年齢で異なる)、女性は270〜290mg程度。ところが実際の摂取量はそれを下回るケースが多く報告されています。
なぜ不足しやすいのか、理由はいくつかあります。
食生活の変化
- マグネシウムが多い食材(ナッツ、豆類、緑の葉野菜、全粒穀物など)が日常の食卓から減っている
- コンビニ・外食中心の生活では摂取量が低くなりがち
消費が増える条件
- ストレスが多いと、体の外に出ていく量が増えると言われている
- コーヒーやアルコールを多く摂る習慣も、排出を増やす要因になり得る
- 激しい運動や発汗でも失われる

「あ、コーヒー毎朝2杯飲んでますし、残業多いし…それが積み重なってるんですね」

そうです。一つひとつは小さくても、複数の条件が重なると、じわじわと減りやすい環境になります。食事から摂れていない上に消費が多い状態が続くと、気づかないうちに不足していることもあります。
「自分は関係ないかな」と思っていても、生活パターンによっては意外と摂れていないことがあります。
研究で分かっていること、まだ分からないこと

ここで正直にお伝えしておきたいのですが、「マグネシウムを摂れば朝のだるさが消える」と言える段階ではありません。
研究は積み重なってきていますが、「誰にでも確実」とは言えない、というのが現時点の正直なところです。
ただ、興味深い研究はいくつかあります。
ひとつは、高齢者を対象にマグネシウムを数週間補ってもらい、睡眠の状態を記録した研究です。その結果、マグネシウムを摂ったグループのほうが、寝つくまでの時間が短くなり、夜中に目が覚める回数が減り、朝の目覚めの感覚も良くなったと報告されています。さらに、ストレスに関連する指標(コルチゾールというホルモン)の値も下がる傾向が見られました。
もうひとつ、より規模の大きな研究では、マグネシウムの摂取量が低い人ほど、睡眠の質が低いと感じている割合が高かったという関連が示されています。

これらの研究は「関係がありそう」という手がかりを与えてくれますが、どちらも対象が高齢者だったり、生活習慣を完全にそろえた比較が難しかったりと、「若い人でも同じとは言い切れない」という限界があります。

「つまり、効く・効かないの白黒じゃなくて、"関係がありそう"という段階、ということですね。」

そうです。だからこそ、「まず試してみて、自分の体で確認する」というスタンスが現実的だと思います。
整理するとこういうことです:
| 分かってきていること | まだはっきりしないこと |
|---|---|
| 睡眠の質・寝つきとの関連を示す研究がある | 若年層・健康な人での効果は限定的なデータしかない |
| ストレスホルモン(コルチゾール)との関連が示されている | 「どれくらいの量で、どれくらいの期間」が最適かは個人差がある |
| 不足している人ほど差が出やすい傾向がある | 食事から十分摂れている人での追加摂取の意味はまだ不明 |
もっと詳しく知りたい方へ(代表的な研究の内容)
高齢者を対象にしたランダム化比較試験では、マグネシウムを8週間補ったグループで、睡眠効率(ベッドにいる時間のうち実際に眠れている割合)が上がり、早朝覚醒が減少したと報告されています。また、メラトニンの値が上がり、コルチゾールの値が下がる傾向も見られました。一方で、対象者数は比較的少なく(46名)、若年〜中年層への一般化には注意が必要です。
別の横断研究では、食事からのマグネシウム摂取量が少ない人ほど「眠りが浅い」「夜中に目が覚める」と回答する割合が高かったことが示されています。ただし横断研究は因果関係を示すものではなく、「もともと睡眠に問題がある人が食欲不振でマグネシウムも摂れていない」という逆方向の可能性も排除できません。
出典は記事末尾の参考文献欄をご覧ください。
「みんなの飲み方」— iHerbユーザーの実際のパターン
ここからは少し視点を変えて、実際にiHerbでマグネシウムを購入しているユーザーたちがどんな飲み方をしているのかを紹介します。
VitaSortでは、iHerbのレビューデータを分析して「どんなタイミングで、どれくらいの量を、どのくらいの期間続けているか」という服用パターンを集計しています。
全体的な傾向として分かったのは、「夜寝る前」に摂る方が圧倒的に多いこと。これは睡眠との関連を意識した飲み方で、研究の文脈とも一致しています。また、1日1〜2粒から始めて、様子を見ながら調整する方が多いのも特徴的です。
iHerbで選ばれているマグネシウム商品の中から、服用データが豊富なものをいくつか紹介します。

Doctor's Best, High Absorption Magnesium Lysinate Glycinate、キレート化、Albion®(アルビオン)TRAACS®(トラックス)、タブレット240粒(1タブレットあたり100mg)
- 形態
- タブレット
- 1回量
- 200mg
- 参考価格2026/06/07時点
- ¥3,348
- mg 単価
- ¥0.140/mg
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 70 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
夜寝る前に1〜2粒飲む方が多く、粒が大きいため半分に割ったり噛み砕いたりする工夫も見られます。朝晩に分けて飲む方や、食事時に飲む方もいます。
- 「夜寝る前とお昼の後に飲んでます」
- 「寝る前に2粒飲んでます」
- 「毎日夕食時に一粒服用します」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 2錠36%
- 1錠24%
- 半量24%
- 3錠以上15%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前66%
- 朝22%
- 空腹時5%
- 就寝1時間前3%
- 昼3%
- 食後3%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 粒が大きいので飲みにくい
- 1つに50mgなので分けて飲みやすい
- カルシウムとの過剰摂取を避けるため。粒が大きいので半分に割るため
- サイズが大きいが、縦長タイプなので縦に飲み込めばスルッと飲める
- タブレットのサイズが大きいので4分割して飲みやすくしている
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠41%
- 足の攣り・筋肉30%
- お通じ24%
- 気分・ストレス20%
- 疲労11%
- その他9%
報告された体調の変化・副作用
- なし26%
- オナラがよく出る1%
- お腹がゆるくなることがある1%
- お腹が張りやすい1%
- ガスが増えた1%

NOW Foods, Magnesium Citrate, 240 Veg Capsules (133 mg per Capsule)
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥4,047
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 56 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
就寝前に2〜4カプセル飲む人が多く、朝食前や夕食時に飲む人もいます。カプセルを開けて水に混ぜる飲み方をする人もいます。
- 「就寝時に4〜5カプセル飲んでいます」
- 「就寝前に2カプセル飲んでいます」
- 「カプセルを開けて水に混ぜています」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 2錠44%
- 3錠以上39%
- 1錠13%
- 半量4%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前52%
- 食後20%
- 朝16%
- 就寝1時間前4%
- 昼4%
- 空腹時4%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- カプセルあたりの用量が調整に適している
- カプセルが飲みやすい、胃に優しい
- カプセルが飲みやすく、用量調整が簡単で消化不快感がない
- カプセルのサイズは水で飲みやすい
- カプセルを開いて水に混ぜて飲む
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠57%
- お通じ49%
- 足の攣り・筋肉49%
- 気分・ストレス30%
- 疲労9%
- その他2%
報告された体調の変化・副作用
- なし48%
- 味が最適ではない2%
- 強い下剤効果2%

21st Century, Magnesium, 250 mg, 110 Tablets
- 形態
- タブレット
- 参考価格2026/06/08時点
- ¥502
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 51 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1〜2錠を夜間や就寝前に飲む方が多く、食事と一緒に摂る人も見られます。錠剤を半分に割って125mgで調整する工夫も。
- 「夜に飲んでいます」
- 「1日2錠飲んでいます」
- 「就寝前に1錠、メラトニンと一緒に」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠73%
- 2錠20%
- 3錠以上3%
- 半量3%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前58%
- 就寝1時間前15%
- 朝12%
- 食後12%
- 昼3%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 飲みやすい
- カルシウムと一緒に配合されているため、吸収に関連がある
- キャップサイズと薬のサイズが良い
- タブレットサイズがほとんどより小さい
- 便利な用量(1日1錠)、飲みやすい・ほぼ無味無臭、かみやすい
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠69%
- 足の攣り・筋肉48%
- その他17%
- 気分・ストレス17%
- お通じ10%
報告された体調の変化・副作用
- なし51%
- お腹がゆるくなった2%
- めまい2%
- 吐き気2%

Life Extension, Magnesium Caps, 500 mg, 100 Vegetarian Capsules
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/08時点
- ¥1,446
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 47 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセル(500mg)を就寝前に飲む人が多く、人によっては朝晩2回に分けたり、ストレス時に追加で飲む使い方もある。
- 「1日1カプセルを就寝前に飲んでいます」
- 「朝と夕方に1カプセルずつ飲んでいます」
- 「ストレスを感じた時に2カプセル飲みます」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠81%
- 2錠19%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前79%
- 就寝1時間前16%
- 朝5%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 1日1錠で済むため便利
- カプセルが大きいのが嫌い
- カプセルが滑らかで飲みやすい
- カプセル型で飲みやすい
- パウダーから液体に溶かす必要がなくなった
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠56%
- 足の攣り・筋肉46%
- お通じ27%
- 気分・ストレス24%
- その他7%
報告された体調の変化・副作用
- なし51%
- IBS症状が悪化した2%
- 不眠2%
- 夜中に何度も起床2%
- 強すぎると下剤効果がある可能性2%

「夜に飲んでいる人がこんなに多いんですね。朝に飲むものだと思ってました。」

睡眠の質を大切にしたいという目的で使っている方が多いので、自然と夜になるんですよね。体を落ち着かせる働きに期待して飲んでいる、という感覚が多いようです。
どの「形態」が自分に合う?

マグネシウムのサプリを選ぶとき、ひとつ気をつけてほしいのが「形態(型)」の違いです。
マグネシウムは単体では安定しにくいため、他の成分と結びついた形でサプリになっています。この「何と結びついているか」によって、胃への負担や吸収のされやすさが変わります。
主な形態はこちらです:
| 形態(型) | 特徴 |
|---|---|
| グリシン酸型(glycinate) | 胃にやさしく穏やか。吸収されやすいとされる。お腹が緩くなりにくい |
| クエン酸型(citrate) | 比較的吸収されやすく、価格も手頃。お腹が緩くなる場合がある |
| リンゴ酸型(malate) | エネルギーづくりへの関与が言われる形態。比較的マイルド |
| 酸化型(oxide) | 価格が安いが、体への吸収率は低め。便通を促す目的で使われることが多い |
| スレオン酸型(threonate) | 脳への届きやすさを研究している比較的新しい形態。価格は高め |

「種類が多くて迷いますね…。朝のだるさが気になっている人は、どれを選べばいいんでしょう?」

睡眠や神経の落ち着きを意識している方には、グリシン酸型(glycinate)やクエン酸型(citrate)が選ばれることが多いですね。どちらも吸収されやすいとされていて、胃への負担も比較的少なめです。胃が弱い方にはとくにグリシン酸型が向いていることが多いです。

最初の1本を選ぶなら、グリシン酸型かクエン酸型が試しやすいと思います。価格と入手しやすさのバランスも良いですね。
もっと詳しく知りたい方へ(形態ごとの吸収率と研究背景)
形態による吸収率の違いについては、複数の比較試験が行われています。グリシン酸型(glycinate)とクエン酸型(citrate)は、酸化型(oxide)と比べて血中のマグネシウム濃度を上げる効率が高いと報告されています。グリシン酸型は、マグネシウムとアミノ酸のグリシンが結合した「キレート型」で、腸からの吸収ルートが異なるため、胃酸の影響を受けにくいとされています。
スレオン酸型(threonate)については、血液脳関門を通りやすいという動物実験での報告があり、記憶・認知との関連が研究されていますが、ヒトでの大規模な検証はまだ途上です。朝のだるさや睡眠への特化した比較研究はまだ少ない形態です。
摂るタイミングと量の目安
「夜に摂る派」が多い理由はすでに触れましたが、もう少し整理しておきます。
タイミングの選び方
| タイミング | 向いている目的 |
|---|---|
| 就寝30〜60分前 | 体をゆるめる・夜間の覚醒を減らしたい(最も多い) |
| 食後(夕食時) | 胃への負担を分散したい。夜遅くに飲むのが難しい方 |
| 朝・昼 | 日中のエネルギーづくりを意識したい方(クエン酸型・リンゴ酸型で選ばれる) |
タイミングは「絶対これでないとダメ」というものではありません。続けやすいタイミングが、結局いちばん合っていることが多いです。
量の目安
サプリとして追加する場合、1日100〜300mgを目安にしているケースが多いです。日本人の推奨量(食事+サプリ合計)の上限(耐容上限量)は成人で1日700〜730mg(食事からの摂取は除く)とされているため、通常の使い方であれば過剰になりにくいですが、量が多すぎるとお腹が緩くなることがあります。
最初は少なめ(1日100〜150mg)から始めて、体の反応を見ながら調整するのが無難です。

腎臓の機能が低下している方は、マグネシウムが体外に出にくくなることがあります。健康に不安がある方や、お薬を服用中の方は、始める前に医師や薬剤師にご相談ください。
他の成分との組み合わせ

マグネシウム単体でも使われていますが、他の成分と一緒に摂るパターンも多く見られます。
よく一緒に使われる成分
ビタミンB6 マグネシウムの体内での利用に関わるとされ、セットで含まれているサプリも多いです。GABAの生成にも関わる成分で、神経の落ち着きを大切にしたい方に選ばれています。
亜鉛 睡眠と関わるとされるミネラルで、マグネシウム・B6・亜鉛をまとめた「ZMA」と呼ばれる組み合わせは、スポーツ分野を中心に以前から使われてきました。ただし、亜鉛の過剰摂取には注意が必要です。
グリシン(アミノ酸) 体温を下げる方向に働きかけ、寝つきをサポートする可能性を調べた研究があるアミノ酸です。グリシン酸型マグネシウムにはもともとグリシンが含まれているため、間接的にこの組み合わせになっています。
L-テアニン 緑茶に含まれるアミノ酸で、リラックスを大切にしたい方に選ばれることが多いです。マグネシウムとの相性が良いとして、夜のルーティンに取り入れているユーザーも見られます。

「ZMAって聞いたことあります!スポーツジムに行く知人が飲んでたんですよね。」

そうですね、もともとスポーツ系のサプリとして広まりましたが、今は睡眠の質を大切にしたい方全般に使われるようになっています。ただ亜鉛は摂りすぎると他のミネラルの吸収に影響することもあるので、単独で摂る量も考えながら使うのがいいですね。
もっと詳しく知りたい方へ(マグネシウムとビタミンB6の関係)
ビタミンB6はマグネシウムが細胞の中に取り込まれるのを助けるとされており、「B6と一緒に摂るとマグネシウムの働きが高まる」という考え方は研究でも議論されています。実際に、マグネシウム+B6の組み合わせで、B6なしよりもストレスへの関連指標が変化したという研究報告がありますが、規模は小さく再現性の検証が続いています。
一方で、ビタミンB6は長期間の過剰摂取で神経障害(手足のしびれなど)が起きることが知られています。サプリからB6を追加する際は、他のサプリや食品での摂取量と合算して考えることが大切です。
こんな方には向いていない場合も。注意点をまとめます

マグネシウムは一般的に安全性の高いミネラルとされていますが、全員に向いているわけではありません。
注意が必要な方
- 腎臓の機能が低下している方: マグネシウムは腎臓から排泄されるため、腎機能が下がっていると体内に蓄積しやすく、過剰症のリスクが高まります
- 特定のお薬を服用中の方: 抗生物質(テトラサイクリン系・キノロン系)、骨粗しょう症のお薬(ビスホスホネート)などは、マグネシウムと一緒に摂ると吸収に影響することがあります
- お腹が緩くなりやすい方: マグネシウムには便を軟らかくする働きもあります。特にクエン酸型・酸化型は量が多いとお腹が緩くなりやすいので、少量から試すのが安心です
こんなだるさは別の原因かも
朝のだるさが続く場合、マグネシウム以外の原因も考えられます。
- 睡眠時無呼吸症候群(いびきが多い・日中も眠い)
- 甲状腺機能低下(体の代謝が落ちている)
- 鉄不足・貧血(特に女性)
- うつ・気分の落ち込み
「何ヶ月も朝のだるさが続いている」「生活習慣を見直してもつらさが変わらない」という場合は、サプリで対応しようとするより、まず医療機関で相談することをおすすめします。
※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。
まとめ:朝のだるさとマグネシウム、今日から何ができるか

この記事で伝えたかったのは、「マグネシウムで朝のだるさが消える」という話ではなく、「足りていない状態が続いているなら、補ってみる価値はあるかもしれない」という話です。

特に、ストレスが多い・コーヒーをよく飲む・食事が偏りがち、という方は、知らないうちに減りやすい環境にあります。まずは食事で意識するところから始めて、それだけでは足りないと感じたらサプリという順番でいいと思います。

「無理に全部変えようとせず、できることから、ですね。私はとりあえず夜に飲んでみようかな。」
今日からできること、3つ:
- 食事でのマグネシウムを意識する:ナッツ(特にアーモンド・カシューナッツ)、豆腐・納豆、ほうれん草、バナナなど
- コーヒーやアルコールを減らせる日を作る:特に夜の摂取を控えると、マグネシウムの消費を抑えやすい
- サプリで補う場合は夜・少量から:グリシン酸型かクエン酸型で1日100〜150mgから始めて、体の様子を見る
朝のだるさはさまざまな理由が重なって起きます。マグネシウムはそのひとつのピースかもしれない、というスタンスで、焦らず試してみてください。
よくある質問
Q. マグネシウムを飲み始めて、どれくらいで変化を感じる人が多いですか?
A. 個人差がありますが、iHerbのレビューを見ると「2〜4週間で体感した」という声が多く見られます。ただし効果の感じ方は人によって大きく異なり、変化を感じない方も一定数います。最低でも2〜4週間は続けて様子を見るのが一般的です。
Q. マグネシウムは朝と夜、どちらに飲んだほうがいいですか?
A. 睡眠の質を大切にしたい目的で使う場合は、就寝30〜60分前が選ばれることが多いです。ただし、体への吸収という点では「食事と一緒」であれば朝でも夕食後でも大きな差はないとされています。続けやすいタイミングを選ぶのがいちばんです。
Q. マグネシウムの形態(グリシン酸型・クエン酸型など)、初心者はどれを選べばいいですか?
A. 胃が弱い方や、お腹が緩くなりやすい方にはグリシン酸型(glycinate)が選ばれやすいです。コスパ重視なら、クエン酸型(citrate)も吸収されやすいとされており、価格も手頃です。いずれも少量から試すことをおすすめします。
Q. マグネシウムを食事から摂るには、何を食べればいいですか?
A. 特に多く含まれているのは、ナッツ類(アーモンド・カシューナッツ)、大豆製品(豆腐・納豆)、緑の葉野菜(ほうれん草)、全粒穀物(玄米・全粒粉パン)、バナナなどです。毎日の食事でこれらを意識するだけでも、不足を補う一助になります。
Q. 朝のだるさにマグネシウムが関係しているかどうか、自分で確認できますか?
A. 医療機関での血液検査(血清マグネシウム値)で確認することができます。ただし、血清値が正常でも細胞内が不足している場合があるとされており、検査だけで「足りている・足りていない」を完全に判断するのは難しいのが現状です。気になる症状が続く場合は、医師に相談するのが確実です。