
胃にやさしい鉄分サプリの定番
鉄分のサプリを飲むたびに、胃がムカムカする。 そう感じて途中でやめてしまった経験はありませんか?
それ、サプリそのものが合わなかったのではなく、鉄の「形態」が合っていなかった可能性があります。
Thorne(ソーン)の Iron Bisglycinate は、iHerb で★4.8・15,000件以上のレビューを集める鉄分サプリです。これだけ評価が高い理由は「胃にやさしい」という点に集約されます。
この記事では、成分の特徴・実際の口コミ・飲み方のパターン・価格・比較候補まで、VitaSort 編集部がまとめました。購入前の参考にしてください。
Thorne Iron Bisglycinate とはどんなサプリか
Thorne, Iron Bisglycinate, 60 Capsules (25 mg per Capsule)
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥2,590
Thorne の Iron Bisglycinate は、鉄分を「ビスグリシン酸鉄(iron bisglycinate)」という形で届けるカプセルサプリです。1カプセルに鉄 25 mg が入っており、60カプセル入り(60回分)。
ビスグリシン酸鉄とはどんなタイプか、最初に一言で説明しておきます。
鉄にはいくつかの形態があり、形態によって体への吸収のされ方と胃へのやさしさが異なります(各タイプの比較は後のセクションでまとめます)。ビスグリシン酸鉄は、鉄をアミノ酸の一種「グリシン」で包んだタイプで、「キレート型」とも呼ばれます。食べ物と一緒に食べた時と似た経路で腸から吸収されるため、一般的な鉄サプリで起きやすい胃のむかつきや便秘が出にくいとされています。

でも、胃にやさしいってことは、ちゃんと吸収されてるか心配じゃないですか?

その疑問はよく聞かれます。ビスグリシン酸型は、グリシンと結びついた状態で腸から取り込まれるため、胃酸の影響を受けにくく、吸収率は一般的な硫酸鉄よりも高い傾向が研究で報告されています。胃への刺激が少ない一方で吸収は落ちない、というのがこの形態の特徴です。

鉄の形態については「どれでも同じ」と思っていたのですが、長年サプリを追いかけてきて、この差は無視できないと感じています。胃の不調でやめてしまう方がかなり多いので。
もっと詳しく知りたい方へ:キレート型鉄が吸収されやすい仕組み(クリックで展開)
通常の鉄(硫酸鉄や塩化鉄など)は胃酸の環境で溶け出し、腸の粘膜を刺激することがあります。一方、ビスグリシン酸型(キレート型)は、鉄がグリシン2分子にしっかり包まれた構造をしており、胃酸の中でも形が崩れにくい状態を保ちます。腸に到達すると、アミノ酸を吸収する経路(ペプチドトランスポーター)を経由して取り込まれるため、通常の鉄吸収経路に加えてもう一つの吸収ルートが使えます。これが「吸収されやすく胃にも穏やか」という特徴につながっています。研究によってはビスグリシン酸鉄の吸収率が硫酸鉄の約2〜4倍という報告もありますが、個人差は大きいため参考値として捉えてください。
ブランド「Thorne」について
Thorne(ソーン)は1984年にアメリカで設立されたサプリメントメーカーです。成立から一貫して「医療従事者が推薦できる品質」を軸に置いており、原材料の選定・製造管理の厳しさで知られています。
いくつか特徴を挙げると:
- NSF Certified for Sport(競技スポーツ向けの禁止薬物不使用検査)の認証を取得している製品ラインがある
- 添加物を最小限に抑えた製造方針(着色料・保存料・グルテンなどを基本的に使わない)
- アメリカの医師や栄養士が患者に勧めるブランドとして認知されている
iHerb でも「信頼できるブランドのひとつ」として常に上位に挙がることが多いブランドです。

Thorne って少し価格が高めのイメージがあるんですが、それ相応の理由があるんですね。

そうなんです。原材料のグレードと製造管理にコストをかけている分、価格には反映されています。後のコスパ評価のセクションで「1日あたりのコスト感」も見ていきましょう。
成分と製造の特徴
1カプセルの中身
| 成分 | 含有量 |
|---|---|
| 鉄(ビスグリシン酸鉄として) | 25 mg |
シンプルに鉄だけが入っています。余分な成分が入っていないことで、ビタミンCや他のサプリと組み合わせる時に「何と何が入っているか分からなくなる」という混乱が起きにくいのも実用的なポイントです。
製造上の注意点
- グルテンフリー
- 遺伝子組換え原料不使用
- 着色料・保存料・人工香料なし

1カプセル25 mgという量は、鉄欠乏の方が補給目的で飲む用量として適切な範囲です。ただし、実際に必要な量は血液検査の数値(フェリチン・ヘモグロビン等)によって異なりますので、特に数値が著しく低い方は医師にご相談の上で服用量を決めることをおすすめします。

もっと詳しく知りたい方へ:鉄の形態を比較する(クリックで展開)
市場にある鉄サプリには主に以下の形態があります:
硫酸鉄(ferrous sulfate):最もコストが低く、古くから使われる形態。吸収はそこそこ良いが、胃粘膜への刺激が強く、吐き気・便秘・胃痛が出やすい。
フマル酸鉄(ferrous fumarate):硫酸鉄より胃への負担が少なめで、吸収もしやすいとされる。ただし元が低い人には十分ではないケースもあるという声が一部にある。
ビスグリシン酸鉄(iron bisglycinate):Thorne が採用している形態。キレート型でグリシンに包まれているため胃刺激が少なく、腸でのアミノ酸吸収経路も使えるため吸収しやすい傾向。ただし含有量あたりのコストは高め。
グルコン酸鉄(ferrous gluconate):胃にはやさしいが含有量が低め。補給量として多くの量が必要になることがある。
いずれの形態も「絶対にこれが正解」というわけではなく、使う人の状態・目的・胃の敏感さによって向き不向きが変わります。
こんな方に選ばれています
実際のレビューやユーザーの声を見ていると、Thorne Iron Bisglycinate を選ぶ方にはいくつかの共通点があります。
胃が敏感で、鉄サプリを以前やめた経験がある方 他の鉄サプリで吐き気や胃痛が出てしまい、継続できなかった経験を持つ方が多く選んでいます。ビスグリシン酸型のやさしさが「続けられる」理由になっているようです。
血液検査で数値が低めだったことがある方 フェリチンやヘモグロビンの数値が低いと言われたことをきっかけに、補給目的でサプリを探しているケースが多いです。
Thorne ブランドを信頼して揃えている方 すでに Thorne のマグネシウムやビタミン D などを使っており、ブランドの品質ポリシーを信頼してラインナップを揃えている方にも支持されています。
やや重い鉄不足には向いていない可能性も 後の口コミセクションでも触れますが、フェリチンが非常に低い(ほぼゼロに近い)状態には、ビスグリシン酸型の「穏やかさ」が逆に不十分なケースもあるという声があります。

「みんなの飲み方」— 実際の服用パターン
iHerb のレビューや購入者データから、Thorne Iron Bisglycinate がどのように使われているかをまとめました。
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 51 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
★4〜5の方に多いのは 食後・1錠
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠71%
- 2錠19%
- 半量10%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 食後40%
- 空腹時25%
- 朝15%
- 起床時10%
- 寝る前5%
- 就寝1時間前5%
- 粒が小さい
- 粒が小さくて飲みやすい
- 1日おきに服用することで、鉄が体内に入りやすくなる
- カプセルが小さく飲みやすい
- カプセルが飲みやすく、不快な味がない
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- その他50%
- 疲労50%
- お通じ4%
- 気分・ストレス4%
- 睡眠4%
- 肌4%
報告された体調の変化・副作用
- なし65%
- わずかな胃の不快感2%
- 便秘2%
- 吐き気2%
- 嘔吐2%
実際のレビューを読むと、服用タイミングについてはいくつかのパターンが見られます。空腹時に飲むことで吸収が良くなるという声がある一方、胃に負担を感じる方は食事と一緒に飲んでいるようです。ビスグリシン酸型は食事と一緒でも吸収が落ちにくい特性があるため、胃が気になる方は無理に空腹時にこだわらなくてよいかもしれません。

ビタミンCと一緒に飲むとよいって聞いたことがあるんですが、これも同じですか?

ビタミンCは鉄の吸収をサポートするとされており、一緒に摂ることを習慣にしている方は多いです。ただしビタミンCが必須というわけではなく、特に胃が敏感な方は一緒に摂ることで胃への負担が増す場合もありますので、ご自身の体調に合わせて試してみてください。
良い口コミ・気になる口コミ(両論)

★★★★★ よく見られるポジティブな声
「血液検査の数値が上がった」という声が多い
iHerb のレビューで最も多いのが、実際の血液検査で数値の変化を確認したという報告です。
あるレビュアーは、1日2カプセルを空腹時に1ヶ月飲み続けたところ、鉄飽和度(鉄の充足具合を示す指標)が13%から19%、鉄の数値が51から70に変化したと報告しています。このレビュアーは消化吸収にハンデのある状態だったにもかかわらず変化があったとして、高く評価していました。
また別のレビュアーは、フェリチン値が15.5から64.8に変化したと報告(2缶分服用後)。数値を記録しながら使っているレビューは、信頼性が高いと感じます。
「胃にやさしい」という声が圧倒的に多い
「他のサプリでは吐き気が出ていたが、これは大丈夫だった」という声が非常に多く見られます。胃への負担の少なさが、このサプリのもっとも評価されているポイントと言えます。
★★★★☆ 気になる点・注意の声
「フェリチンがほぼゼロに近い重い状態には不十分かもしれない」
4つ星レビューに興味深い指摘がありました。
「鉄のキレート型(ビスグリシン酸型)は吸収されやすく胃にも穏やか。でも、フェリチンがほぼ存在しない状態には穏やかすぎた。フマル酸鉄(ferrous fumarate)のほうが当時の自分には合っていた。ビスグリシン酸型は、重篤ではない鉄不足の人向け。」
これはブランドへの不満ではなく、成分の化学的性質に基づいた指摘です。穏やかな形態であることは長所でもありますが、「緊急に大量補給が必要な状態」には向いていない可能性があります。

このレビューは正直に書いてくれていて、むしろ参考になりますよね。「胃にやさしい=誰でも十分」ではない、という点を理解した上で選ぶことが大切だと思います。

フェリチン値が極端に低い方や、医師から「鉄欠乏性貧血」と診断されている方は、サプリだけで対応しようとせず、まず医師に相談してください。補給量や形態の選択も含めて、適切な判断が必要です。
価格とコスパの評価
60カプセル入りで1日1カプセルを基本とすると、1本で約2ヶ月分。1日あたりのコストは、Thorne ブランドとしては手に取りやすい水準です(価格は為替や時期によって変動します。最新価格はカードをご確認ください)。
Thorne, Iron Bisglycinate, 60 Capsules (25 mg per Capsule)
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥2,590
コスパをどう見るか
比較のポイントは「形態に対してのコスト」です。
- 硫酸鉄型の最安値クラスと比べると割高
- ビスグリシン酸型の中では、Thorne は同クラスかやや高め
- ただし品質管理の信頼性・添加物の少なさを考えると、妥当な水準
「胃の不調でやめてしまった」経験がある方は、安い鉄サプリを繰り返し買い直すより、最初から続けやすいものを選ぶほうがコスト的にも合理的という考え方もあります。
もっと詳しく知りたい方へ:iHerbの購入コスト(関税・送料)について(クリックで展開)
iHerb で購入する際に気をつけておきたい点があります:
送料: 一定金額以上(目安:一般的に $40 前後)で送料無料になることが多いですが、条件は時期やプロモーションによって変わります。少額購入の場合は送料がかかることがあります。
関税: 日本への個人輸入では、商品の合計金額が一定額(課税価格の目安:1万6千円超)を超えると関税・消費税が発生する場合があります。通常の1本購入であれば対象になることは少ないですが、まとめ買いの際は注意が必要です。
為替の影響: iHerb はドル建てのため、円安局面では実質的な価格が上がります。購入前に最新の換算価格を確認してください。
代替品・比較候補
Thorne 以外で鉄分サプリを探している方のために、代表的な選択肢との違いを整理します。
| 商品 | 形態 | 1カプセルの鉄量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Thorne Iron Bisglycinate | ビスグリシン酸鉄(キレート型) | 25 mg | 胃にやさしく、添加物が少ない。Thorneブランドの品質管理 |
| Now Foods Iron(Ferrous Bisglycinate) | ビスグリシン酸鉄(キレート型) | 36 mg | 同じキレート型。1カプセルの量が多め。価格は抑えめ |
| Garden of Life Vitamin Code Iron | 食品由来の鉄 | 22 mg | 食品由来成分との組み合わせ。ビーガン向け認証あり |
| Solgar Gentle Iron | グルコン酸第二鉄(キレート型) | 25 mg | 「ジェントル(穏やか)」の名前通り、胃にやさしいタイプ |
同じビスグリシン酸型で比べるなら: Now Foods は1カプセルの含有量が多く価格も抑えめで、「Thorneほどブランドにこだわらないが同形態が欲しい」という方に選ばれることが多いです。
食品由来にこだわるなら: Garden of Life は食品からの複合成分と組み合わせており、ビーガン認証を求める方に向いています。

Thorne か Now Foods かで迷う人、多そうですね。

品質管理の透明性を重視するならThorne、コスパ優先で同じ形態が欲しいならNow Foodsという選び方が一つの判断基準になります。どちらも実際によく使われている商品です。
購入時の注意点まとめ
iHerb で Thorne Iron Bisglycinate を買う前に確認しておきたいポイントを整理します。
服用量について 1カプセル25 mg という量は一般的な補給目的の範囲内ですが、必要量は個人差があります。鉄の過剰摂取はかえって体に負担をかけることがあるため、血液検査の数値を確認した上で量を決めることをおすすめします。
他の成分との組み合わせ
- カルシウム: 鉄とカルシウムは腸での吸収を互いに邪魔し合う(打ち消し合う)性質があるため、同じタイミングで大量に摂ることは避けるほうがよいとされています
- コーヒー・お茶: タンニンが鉄の吸収を妨げる可能性があるため、前後1〜2時間あけることが一般的に推奨されています
- ビタミンC: 鉄の吸収をサポートするとされており、組み合わせている方も多いです
保管方法 直射日光・高温多湿を避けて保管してください。開封後は乾燥した場所での保管を推奨します。
薬を服用中の方へ 鉄分は一部の薬と相互作用することがあります。処方薬を飲んでいる方は、医師または薬剤師に確認してから使用してください。

まとめ:Thorne Iron Bisglycinate はこんな方に向いています
| 向いている方 | 慎重に検討したい方 |
|---|---|
| 鉄サプリで胃の不調が出たことがある | フェリチンが極端に低く、医師に指示されている |
| 血液検査で鉄やフェリチンが低めと言われた | 処方薬を服用中(薬との相性確認が必要) |
| 添加物を少なくしたい | とにかく価格を抑えたい |
| Thorneブランドの品質に信頼を置いている | すでに貧血の診断を受けて治療中 |
ビスグリシン酸型の「胃にやさしく吸収されやすい」という特性は多くの方にとって使いやすい選択肢ですが、鉄不足の程度や体の状態によって最適な形態・量は異なります。
数値が気になる方はまず血液検査で現状を把握し、必要なら医師の意見も参考にしながら選んでください。
※ 本品は医薬品ではありません。病気の診断・治療を目的としたものではありません。
症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. Thorne Iron Bisglycinate は空腹時と食後、どちらで飲むほうが良いですか? A. 吸収の観点では空腹時が一般的に良いとされていますが、ビスグリシン酸型は食事と一緒でも吸収が落ちにくい特性があります。胃への負担を感じる方は食事と一緒に飲んでも構いません。ご自身の体調に合わせて試してみてください。
Q. 1日何カプセル飲むのが一般的ですか? A. iHerb のレビューでは1日1〜2カプセルという方が多く見られます。1カプセルで鉄25 mgが摂れます。ただし必要量は血液検査の数値によって異なるため、特に数値が大きく低下している方は医師に相談の上で判断してください。
Q. 鉄サプリを飲むと便が黒くなることがありますか? A. 鉄分を補給すると便の色が黒くなることがあります。これは鉄の一般的な特性で、Thorne に限らず鉄サプリ全般に見られます。ただし、腹痛を伴う場合などは消化器系の専門家に相談してください。
Q. ビタミンCと一緒に飲んだほうが良いですか? A. ビタミンCは鉄の吸収をサポートするとされており、組み合わせている方も多いです。ただし必須ではなく、胃が敏感な方は組み合わせることで胃への負担が増す場合もあります。
Q. Thorne の他の鉄サプリとの違いは何ですか? A. 本商品はビスグリシン酸型(キレート型)を採用しており、胃にやさしく吸収されやすい形態を選んでいる点が特徴です。同じ鉄でも形態によって胃への負担と吸収のしやすさが異なります。詳しくは記事内の「形態比較」をご参照ください。