
マグネシウムと肌のハリ、その関係とは
「去年よりも、なんとなく肌にハリがない気がする」
そう感じ始めた方に聞いてみると、意外と多いのが「コラーゲンとビタミンCは試したけど、マグネシウムは考えたことなかった」という声です。
マグネシウムは、睡眠や筋肉のこわばりに関わるミネラルとして知られていますが、近年、肌の細胞環境や水分バランスとの関わりについても少しずつ注目されています。
「まだ途中段階の話」であることを正直にお伝えしながら、今分かっていること・まだ分かっていないことを整理しました。選び方や飲み方まで、この記事でまとめてお読みいただけます。
マグネシウムと肌のハリ、何がつながっているの?
まず、結論から。
マグネシウムが「肌のハリを直接作る」という研究は、今のところほとんどありません。ただ、肌のハリや弾力を支えるための「土台づくり」に関わっている可能性が、いくつかの研究で示されています。
少しわかりにくいですよね。もう少し具体的に見ていきましょう。

「土台づくり」って、どういう意味ですか?コラーゲンとは違うんですか?

コラーゲンは「ハリの素材そのもの」ですが、マグネシウムは「その素材を作ったり、使ったりする環境を整える側」のイメージです。直接ではなく、間接的なサポート役といった感じでしょうか。
肌のハリに関わる仕組みを、シンプルに
肌のハリや弾力は、大まかに言うと3つで支えられています。
- コラーゲン:肌を内側から支えるたんぱく質。ハリの「骨格」
- エラスチン:ゴムのように肌を元の形に戻す力を担う
- 水分(保湿):細胞がしっとりと張りを保つために必要
この3つのどれかが減ったり、うまく働かなくなったりすると、肌はたるみやすく、弾力を感じにくくなります。
マグネシウムが関わると言われているのは、主に次の2つです。
- コラーゲンを作るたんぱく質の合成:体の中でコラーゲンを作る際に必要な酵素が、マグネシウムを使うことが分かっています
- 細胞の水分バランス:皮膚の細胞が水分を適切に保つために、マグネシウムが関係しているという報告があります
ただし、「だからマグネシウムを摂ればハリが出る」と言い切れるかというと、それはまだ分かっていません。あくまで「関係がありそうな仕組み」として注目されている段階です。

研究で分かっていること、まだ分かっていないこと
正直に言うと、「マグネシウムと肌のハリ・弾力」を直接調べた研究は、2024年時点でもまだ多くありません。
ただ、関係する研究を見ていくと、いくつか興味深い報告があります。

皮膚の表面(角層)に天然に含まれている保湿成分のひとつに、マグネシウムが挙げられています。皮膚科の分野では、乾燥肌やアトピーの研究でマグネシウムの濃度が調べられることがあり、健康な肌と肌トラブルのある肌で濃度が違うという報告があります。

え、マグネシウムって肌の中にも入ってるんですか?

そうなんです。汗にも含まれているくらい、もともと体の表面にも存在するミネラルです。ただ、体の中から摂ることで肌の状態にどこまで影響するかは、まだ研究途中です。
「死海」の話を聞いたことはありますか?
少し有名な話として、死海の水でのケアが肌に良いと言われることがあります。死海の水は一般的な海水に比べてマグネシウムの濃度が非常に高く、この水を使ったスキンケアの研究で、肌の水分量や肌荒れに関連する指標が変化したという報告があります。
ただし、これは「肌の表面に直接触れる」という経皮的なアプローチの話です。口から飲むサプリとは経路が異なるため、「だから飲めばハリが出る」と同じように語ることはできません。
もっと詳しく知りたい方へ(死海研究と経皮マグネシウム)
死海のミネラルを用いたスキンケアに関しては、ドイツで行われた小規模な研究が知られています。アトピー性皮膚炎の患者を対象に、マグネシウムを高濃度に含む死海の塩水に浸す処置を繰り返したところ、肌の水分量・赤み・荒れの程度を示す指標が変化したと報告されました。ただし被験者数が少なく、対照群の設定や盲検化も限定的なため、この結果をそのまま「飲むマグネシウム」に当てはめるのは難しい状況です。経皮吸収(皮膚から体内へ取り込まれる量)については研究者の間でも見解が分かれており、現時点では確定的なことは言えません。出典: Proksch E, et al. / Journal of Dermatology, 2005(PubMed掲載)
コラーゲン合成との関わり
もう一つ、体の中で「コラーゲンを作る工程」にマグネシウムが関わるという研究があります。
コラーゲンを作るためには、プロリルヒドロキシラーゼという酵素が必要です。難しい名前ですが、簡単に言うと「コラーゲンの形を整える酵素」です。この酵素が働くときに、マグネシウムがサポート役として必要になることが分かっています。
もっと詳しく知りたい方へ(コラーゲン合成とマグネシウムの関係)
コラーゲンの合成過程では、プロリンというアミノ酸をヒドロキシプロリンに変換する工程が重要です。この反応を触媒するプロリルヒドロキシラーゼは、補酵素として鉄とビタミンCを必要としますが、この反応系全体のエネルギー供給(ATPの利用)にマグネシウムが関与します。また、マグネシウムはたんぱく質合成に関わるリボソームの働きを安定させる役割も持つため、コラーゲンに限らずたんぱく質全般の合成における「下支え役」と見ることができます。直接コラーゲン量を増やすというより、合成が円滑に進むための環境を整える、というイメージが近いです。
まとめると「可能性は感じられるが、人によって差がある」段階
現時点での研究を整理すると、こんなふうに言えます。
- 肌の水分・バリア機能への関与:いくつかの報告あり。ただし経路や個人差が大きい
- コラーゲン合成のサポート:仕組みとして関係があることは分かっている。ただし「肌のハリが出る」という直接的な研究は限定的
- マグネシウムを飲むと肌のハリが出る:そこまで言える研究は、まだない

「じゃあ意味がないの?」と思わないでほしいんです。肌のハリや弾力って、一つの成分で何とかなるものではなくて、土台が整ってはじめて機能するものです。マグネシウム不足になっている状態で「土台が崩れている」とすれば、補うことで体のバランスが戻る、という見方もできます。

日本人女性がマグネシウムを摂りにくい理由
研究の話をする前に、一度立ち止まって考えてみたいことがあります。
「そもそも、私は足りているの?」という問いです。
厚生労働省の調査(国民健康・栄養調査)によると、日本人の多くは推奨量のマグネシウムを食事だけでは摂りきれていないことが分かっています。特に40〜50代の女性では、1日あたりの推奨量(270〜290mg程度)に対して、実際の摂取量が下回りやすいと報告されています。
マグネシウムが多く含まれる食品は、玄米・大豆・ほうれん草・ナッツ類・海藻などです。これらを毎日しっかり食べている方は少ない、というのが現実ではないでしょうか。

ほうれん草は食べても、玄米はなかなか…。意識しないと難しいですよね。

そうなんです。白米中心の食生活、コンビニ食の多用、外食、こういった日常が続くと、気づかないうちに不足しやすいミネラルなんです。
マグネシウムが失われやすい「日常のシーン」
さらに、摂りにくいだけでなく「失われやすい」という側面もあります。
- ストレスが続くと、マグネシウムが尿として体の外に出やすくなる
- コーヒー・アルコールの摂取が増えると、排出量が増えやすい
- 激しい運動や汗をかく環境でも失われやすい
40〜50代は、仕事・子育て・家事とストレスを抱えやすい時期でもあります。食事からの摂取が少ない上に、消費・排出が増えやすい状況が重なりやすいのです。
もっと詳しく知りたい方へ(ストレスとマグネシウムの関係)
ストレス時にはコルチゾールというホルモンが分泌されます。コルチゾールは腎臓でのマグネシウム再吸収を抑制する方向に働くため、ストレスが続く状況ではマグネシウムの尿中排出量が増えやすくなります。またマグネシウムが不足すると、ストレス応答に関わる神経系が高ぶりやすくなるという報告もあり、「不足→ストレスに弱くなる→さらに失われる」という悪循環が生じやすいとされています。これはマグネシウムの補給が「まずストレスを多く感じる方から始まる」と言われる背景のひとつです。
マグネシウムの「形態(型)」の選び方
マグネシウムのサプリメントを選ぶとき、成分名の後ろに英語の文字がついていることに気づいた方もいるかもしれません。
これは「形態(型)」と呼ばれるもので、マグネシウムがどんな物質と結びついているかによって、吸収のされ方や胃への負担が変わります。
ざっくり言うと、型によって「胃に優しいか」「吸収されやすいか」が変わります。各形態の詳しい比較は後の表でまとめますが、初めて選ぶ方はまず「胃に優しい形態から始める」というのが、多くの方に選ばれている考え方です。
| 形態名(日本語) | 英語名 | 特徴 |
|---|---|---|
| グリシン酸型 | glycinate / lysinate glycinate | 胃にやさしく、吸収されやすいとされるキレート型。初めての方に選ばれやすい |
| クエン酸型 | citrate | 溶けやすく吸収されやすい。胃酸が少なくても吸収されやすいとされる |
| リンゴ酸型 | malate | 体のエネルギーづくりにも関わる経路と組み合わさった型。疲れを気にする方に選ばれることも |
| スレオン酸型 | threonate(L-threonate) | 脳や神経系に届きやすい可能性が注目されている比較的新しい型 |
| 酸化型 | oxide | 価格が安い。ただし体への吸収率は他の型より低めとされる |

肌のハリを意識する目的でマグネシウムを選ぶなら、まず「体全体に届きやすいかどうか」が大切です。吸収されやすい型から始めるのが、取り入れやすいアプローチだと思います。ただし、どの型が自分に合うかは個人差もあるので、気になる症状がある場合は医師や薬剤師にご相談ください。

摂るタイミングと量の目安
どのくらいの量が目安になる?
食事からの摂取を基本にしながら、サプリで補う場合は1日あたり200〜300mg程度が目安として紹介されることが多いです。ただし、すでに食事でしっかり摂れている方は、そこから上乗せする必要はありません。
まず「今の食事でどのくらい摂れているか」をざっくり確認してみるのがおすすめです。
タイミングはいつがいい?
| タイミング | 特徴 |
|---|---|
| 食事中・食後 | 胃への負担が少ない。消化吸収を助ける胃酸が出ているタイミングで吸収されやすい |
| 就寝前 | 神経をしずめる働きと組み合わせて「夜の習慣」にしている方が多い |
| 朝(食後) | 忘れにくい。まず継続することを優先したい方向け |
「空腹時に大量に摂ると、お腹が緩くなりやすい」という声が多いです。初めてのときは食後の少量からスタートするのが、体に慣れさせるうえで無難です。

就寝前に飲む方が多いんですね。それはなぜですか?

マグネシウムは神経が高ぶりすぎるのをしずめる働きに関わるとされているので、夜にリラックスしたいタイミングで取り入れる方が多いです。睡眠の質を大切にしたい方に選ばれやすいタイミングです。ただし、飲んですぐに何かが変わるというものではなく、続けることで体の状態を整えていくものです。
「みんなの飲み方」— 実際どう使われているか
VitaSortでは、iHerbで取り扱われているマグネシウム商品のレビューや使用状況から、実際にどんな飲み方が多いかを分析しています。肌のハリを意識して選んでいる方だけでなく、睡眠・筋肉・全体的な健康維持を目的に使っている方が多いのが特徴です。
以下に、iHerbで選ばれているマグネシウム商品と、実際の服用パターンをご紹介します。
吸収されやすさを重視したい方に
キレート型(グリシン酸型)は、胃にやさしく吸収されやすいとされる形態です。食事との相性が良く、続けやすいと感じる方が多いようです。

Doctor's Best, High Absorption Magnesium Lysinate Glycinate、キレート化、Albion®(アルビオン)TRAACS®(トラックス)、タブレット240粒(1タブレットあたり100mg)
- 形態
- タブレット
- 1回量
- 200mg
- 参考価格2026/06/07時点
- ¥3,348
- mg 単価
- ¥0.140/mg
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 70 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
夜寝る前に1〜2粒飲む方が多く、粒が大きいため半分に割ったり噛み砕いたりする工夫も見られます。朝晩に分けて飲む方や、食事時に飲む方もいます。
- 「夜寝る前とお昼の後に飲んでます」
- 「寝る前に2粒飲んでます」
- 「毎日夕食時に一粒服用します」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 2錠36%
- 1錠24%
- 半量24%
- 3錠以上15%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前66%
- 朝22%
- 空腹時5%
- 就寝1時間前3%
- 昼3%
- 食後3%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 粒が大きいので飲みにくい
- 1つに50mgなので分けて飲みやすい
- カルシウムとの過剰摂取を避けるため。粒が大きいので半分に割るため
- サイズが大きいが、縦長タイプなので縦に飲み込めばスルッと飲める
- タブレットのサイズが大きいので4分割して飲みやすくしている
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠41%
- 足の攣り・筋肉30%
- お通じ24%
- 気分・ストレス20%
- 疲労11%
- その他9%
報告された体調の変化・副作用
- なし26%
- オナラがよく出る1%
- お腹がゆるくなることがある1%
- お腹が張りやすい1%
- ガスが増えた1%
コストを抑えて始めたい方に

21st Century, Magnesium, 250 mg, 110 Tablets
- 形態
- タブレット
- 1回量
- 1 tablet
- 参考価格2026/06/08時点
- ¥502
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 51 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1〜2錠を夜間や就寝前に飲む方が多く、食事と一緒に摂る人も見られます。錠剤を半分に割って125mgで調整する工夫も。
- 「夜に飲んでいます」
- 「1日2錠飲んでいます」
- 「就寝前に1錠、メラトニンと一緒に」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠73%
- 2錠20%
- 3錠以上3%
- 半量3%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前58%
- 就寝1時間前15%
- 朝12%
- 食後12%
- 昼3%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 飲みやすい
- カルシウムと一緒に配合されているため、吸収に関連がある
- キャップサイズと薬のサイズが良い
- タブレットサイズがほとんどより小さい
- 便利な用量(1日1錠)、飲みやすい・ほぼ無味無臭、かみやすい
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠69%
- 足の攣り・筋肉48%
- その他17%
- 気分・ストレス17%
- お通じ10%
報告された体調の変化・副作用
- なし51%
- お腹がゆるくなった2%
- めまい2%
- 吐き気2%
クエン酸型(citrate)を試したい方に
クエン酸型(citrate)は、胃酸が少ない状態でも吸収されやすいとされ、食前でも食後でも取り入れやすいとされます。

NOW Foods, Magnesium Citrate, 240 Veg Capsules (133 mg per Capsule)
- 形態
- カプセル
- 1回量
- 3 veg caps
- 参考価格2026/06/09時点
- ¥4,047
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 56 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
就寝前に2〜4カプセル飲む人が多く、朝食前や夕食時に飲む人もいます。カプセルを開けて水に混ぜる飲み方をする人もいます。
- 「就寝時に4〜5カプセル飲んでいます」
- 「就寝前に2カプセル飲んでいます」
- 「カプセルを開けて水に混ぜています」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 2錠44%
- 3錠以上39%
- 1錠13%
- 半量4%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前52%
- 食後20%
- 朝16%
- 就寝1時間前4%
- 昼4%
- 空腹時4%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- カプセルあたりの用量が調整に適している
- カプセルが飲みやすい、胃に優しい
- カプセルが飲みやすく、用量調整が簡単で消化不快感がない
- カプセルのサイズは水で飲みやすい
- カプセルを開いて水に混ぜて飲む
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠57%
- お通じ49%
- 足の攣り・筋肉49%
- 気分・ストレス30%
- 疲労9%
- その他2%
報告された体調の変化・副作用
- なし48%
- 味が最適ではない2%
- 強い下剤効果2%
複合形態タイプ

Life Extension, Magnesium Caps, 500 mg, 100 Vegetarian Capsules
- 形態
- カプセル
- 参考価格2026/06/08時点
- ¥1,446
VitaSort 独自 — みんなの飲み方
参考値iHerb の購入者レビュー 47 件から、この商品の「みんなの飲み方」をまとめました。
1日1カプセル(500mg)を就寝前に飲む人が多く、人によっては朝晩2回に分けたり、ストレス時に追加で飲む使い方もある。
- 「1日1カプセルを就寝前に飲んでいます」
- 「朝と夕方に1カプセルずつ飲んでいます」
- 「ストレスを感じた時に2カプセル飲みます」
1日の合計服用量(みんなの実際)
- 1錠81%
- 2錠19%
飲むタイミング(記載があった人のうち)
- 寝る前79%
- 就寝1時間前16%
- 朝5%
マグネシウムは、筋肉や神経が正常に働くのを助ける必須ミネラルとされています。不足すると足がつりやすくなることも知られています。こうした働きから、一日の終わりの習慣として寝る前に取り入れる人が多いようです。
〔出典: NIH ODS Magnesium Fact Sheet〕
- 1日1錠で済むため便利
- カプセルが大きいのが嫌い
- カプセルが滑らかで飲みやすい
- カプセル型で飲みやすい
- パウダーから液体に溶かす必要がなくなった
※ 下は「レビューで何が話題になったか」の集計です。効果があったかどうかを聞いたものではありません。自発的に投稿されたレビューが母体で、無作為に選んだものではありません。
レビューで話題に挙がった変化(言及した人の割合)
- 睡眠56%
- 足の攣り・筋肉46%
- お通じ27%
- 気分・ストレス24%
- その他7%
報告された体調の変化・副作用
- なし51%
- IBS症状が悪化した2%
- 不眠2%
- 夜中に何度も起床2%
- 強すぎると下剤効果がある可能性2%

他の成分と組み合わせるとき
マグネシウムは単独で使うだけでなく、他の成分と一緒に取り入れることも多いです。よく組み合わされる成分と、組み合わせる際に知っておきたいポイントをまとめました。
| 一緒に摂られることが多い成分 | 組み合わせのポイント |
|---|---|
| カルシウム | マグネシウムとカルシウムはおたがいに引っ張り合う(拮抗する)関係にあります。カルシウムだけを多く摂ると、マグネシウムの吸収が下がりやすいとされます。バランスを意識して |
| ビタミンD | ビタミンDの体内での働きにマグネシウムが関わるという報告があります。ビタミンDのサプリを使っている方はマグネシウムも合わせて意識する、という選択をする方がいます |
| ビタミンB6 | 一部の研究でマグネシウムとB6を組み合わせると吸収や体内利用が高まる可能性が示されています |
| コラーゲン・ビタミンC | 肌のハリを総合的に意識したい方に選ばれる組み合わせ。マグネシウムが「土台」、コラーゲンとビタミンCが「素材と製造役」というイメージ |

特に40〜50代の方で、骨の健康や更年期を意識してカルシウムを摂っている方は、マグネシウムとのバランスが崩れていないか見直してみるのも良いかもしれません。カルシウムだけ多く摂りすぎているケースが意外とあります。
もっと詳しく知りたい方へ(ビタミンDとマグネシウムの関係)
ビタミンDは体内で活性型に変換される過程で、複数の酵素反応を必要とします。これらの反応の多くはマグネシウムを必要とするため、マグネシウムが不足しているとビタミンDが十分に活性化されにくくなる可能性があります。また逆に、ビタミンDの摂取量が増えると、その活性化のためにマグネシウムの消費が増えるという報告もあります。ビタミンDサプリを長期的に使っている方が「なんとなく体が整わない」と感じる場合、マグネシウムが不足していることがひとつの要因として挙げられることがあります。
注意したいこと・向いていない方
お腹への影響
マグネシウムは摂りすぎると、便がゆるくなりやすいです。これは腸内に水分を引き寄せる働きによるもので、便秘薬(酸化マグネシウム)としても使われているほどです。
1日の上限の目安は、食事からの分も含めて成人で700〜800mg程度とされています(厚生労働省の耐容上限量に準ずる)。サプリだけで大量に摂ることは避けたほうがよいでしょう。

腎臓の機能が低下している方は、マグネシウムが体の外に排出されにくくなるため、特に注意が必要です。腎臓に関わる持病がある方や、お薬を服用中の方は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
こんな方は特にご注意を
- 腎臓の機能が低下している方
- 現在、何らかのお薬を服用中の方(抗生物質・利尿薬・一部の骨粗しょう症薬などと相互作用の可能性があります)
- 妊娠中・授乳中の方(医師に相談してから)
「肌のハリだけ」の目的なら、まず食事の見直しから
正直に言うと、「肌のハリのためだけにマグネシウムを飲む」という狙い撃ちの使い方は、現時点の研究では根拠が十分ではありません。
ただ、「不足している状態を補う」という目的であれば、体全体の状態を整えることにつながります。睡眠の質・疲れにくさ・ストレスへの対応力など、肌とは別の部分で気になることがある方には、日々の習慣として無理なく取り入れる価値はあるかもしれません。
「まず食事で意識して、それでも足りないと感じたらサプリで補う」という順番が、体への負担も少なく、続けやすいアプローチです。

まとめ:マグネシウムと肌のハリ、今の段階での「正直なまとめ」
- マグネシウムが「肌のハリを直接作る」という研究は、現時点ではまだ限られている
- ただし、コラーゲン合成の土台を支える働きや、肌の水分バランスへの関与が報告されている
- 日本人の多くはマグネシウムが不足しやすい食生活をしており、「補う価値がある」という観点から選ぶ方が増えている
- 形態(型)は、グリシン酸型やクエン酸型など、吸収されやすいタイプが選ばれやすい
- 食事中・食後に少量から始め、体の様子を見ながら続けることが大切
- カルシウム・ビタミンDと組み合わせるときはバランスに注意
- 腎臓に不安がある方・お薬を服用中の方は必ず医師や薬剤師に相談を

「マグネシウムを飲めば肌がもちもちになる」という話ではないけれど、体の底から整えたいとき、マグネシウムは地味にでも大切なミネラルだと私は思っています。肌のためだけでなく、睡眠・筋肉・ストレスと合わせてトータルで意識できると、日々の体感が変わる方もいます。まずは食事から少し意識してみるところから、始めてみてください。
※ 症状が続く場合・お薬を服用中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。 ※ 本品は医薬品ではありません。病気の治療を目的としたものではありません。
よくある質問
Q. マグネシウムは肌のハリに関係がありますか?
A. 直接的な関係を示す研究はまだ限られていますが、コラーゲンを作る際のサポート役として働いたり、肌の水分バランスに関わる可能性が報告されています。「直接ハリを作る」というよりも、体の土台を整える役割として注目されています。
Q. マグネシウムサプリはどの形態を選べばいいですか?
A. 吸収されやすく胃にやさしいとされる「グリシン酸型(glycinate)」や「クエン酸型(citrate)」が多くの方に選ばれています。価格を重視する場合は「酸化型(oxide)」もありますが、吸収率は他の型より低めとされています。
Q. マグネシウムは1日どのくらい摂ればいいですか?
A. 食事から摂ることを基本に、サプリで補う場合は1日200〜300mg程度が目安として紹介されることが多いです。食事・サプリを合わせて700〜800mg以上にならないよう意識しましょう。
Q. マグネシウムを摂るとお腹が緩くなりますか?
A. 一度に大量に摂ったり、空腹時に摂ったりするとお腹が緩くなりやすいです。食後に少量から始め、体の様子を見ながら量を調整するのがおすすめです。
Q. コラーゲンと一緒に摂っても大丈夫ですか?
A. 一般的に問題ないとされています。コラーゲンとビタミンCが「ハリの素材と製造役」とすれば、マグネシウムは「それを支える土台」という組み合わせを意識して使う方もいます。ただし複数のサプリを同時に始める場合は、医師や薬剤師に相談するのがより安心です。